
防衛省の定めた住宅防音工事標準仕方書により防音工事を行っていきます。
またお住まいの地域・WECPNL(うるささ)によって内容がかわります。
工法 | 第Ⅰ工法 | 第Ⅱ工法 | |
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施工対象区域 | 80W以上 | 80W未満 | |
計画防音量 | 25dB以上 | 20dB以上 | |
工 事 内 容 |
屋根 | 在来のまま | |
天井 | 在来天井を撤去し、防音天井に改造 | 原則として在来のまま。ただし、著しく防音上有害な亀裂、隙間等が在る場合は有効な遮音工事を実施 | |
壁 | 在来壁を撤去し防音壁に改造 | ||
外部開口部 | 防音サッシ(第Ⅰ工法用)の取付 | 防音サッシ(第Ⅱ工法用)の取付 | |
内部開口部 | 防音建具(襖、ガラス戸等)の取付 | ||
床 | 原則として在来のまま | ||
空気調和設備 | 換気扇及び冷暖房機等の設置 (換気扇は、防音工事を行う隣り合う2居室が引き戸で区切られている場合は2室で1台) (冷暖房機は、第Ⅰ工法の場合最大4台まで、第Ⅱ工法の場合最大2台まで) |
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その他 | 防音工事に伴う必要な工事 |
※85W等のWはWECPNLの頭文字からきており、航空機騒音の「うるささ」レベルを表す単位となります。
数値によって対象となる住宅や助成金が受けられる工法が定められています。
住宅は修繕・補修工事をしても経年劣化する為、防音機能も衰えてきます。
そのような防音工事後の機能低下に対しての機能復旧工事にも、助成金が交付されます。
対象となるのは、空気調和設備と防音建具です。
詳しくは、「機能復旧工事」のページでご説明していますのでご覧ください。